|
| The Player |
| ザ・プレイヤー (1992) USA 124min. |
|
|
| Introduction 序盤アウトライン: |
| ハリウッド大手スタジオ副社長のグリフィン・ミルは、憂鬱な日々を送っていた。ライバル大手のFOXから引き抜かれて来ると云うラリー・リーヴィーによって自分の地位が脅かされるのではないかと云う不安、そして、何者かから送り付けられる膨大な数の脅迫状に頭を苛まれていたのだった。やがて、過去の面会台帳とデータベースを頼りに、かつて門前払いして以来、一度も接触していない脚本家ケヘインこそが脅迫状の送り主だと目星を付けたグリフィンだったが、自ら話をつけるべくケヘインの元へ出向くも、口論からの小競り合いの末に、勢い余ってケイヘンを殺害してしまう。物取りの犯行に見せかけた事で窮地を凌いだグリフィンだったが、やがて、彼のオフィスに一通のファックスが送信される。それは、実はケイヘルではなかったと云う脅迫犯から差し出された新たな脅迫状だったーー |
| Various Note メモ: |
| アルトマンの要請に応えて実名で顔を出す映画関係者は以下の通り。組合が提示した最低賃金での出演だったと云う話もある。(編集の段階で割愛された為に公開版には登場していない人物も含む) |
| Steve Allen, Richard Anderson, Rene Auberjonois, Harry Belafonte, Shari
Belafonte, Karen Black, Michael Bowen, Gary Busey, Robert Carradine, Charles
Champlin, Cher, James Coburn, Cathy LeeCrosby, John Cusack, Brad Davis,
Paul Dooley, Thereza Ellis, Peter Falk, Felicia Farr, Katarzyna Figura,
Louise Fletcher, Dennis Franz, Teri Garr, Leeza Gibbons, Scott Glenn, Jeff
Goldblum, Elliott Gould, Joel Grey, David Alan Grier, Buck Henry, Anjelica
Huston, Kathy Ireland, Steve James, Maxine John-James, Sally Kellerman,
Sally Kirkland, Jack Lemmon, Marlee Matlin, Andie MacDowell, Malcolm McDowell,
Jayne Meadows, Martin Mull, Jennifer Nash, Nick Nolte, Alexandra Powers,
Bert Remsen, Guy Remsen, Patricia Resnick, Burt Reynolds, Jack Riley, Mimi
Rogers, Annie Ross, Alan Rudolph, Jill St. John, Susan Sarandon, Adam Simon,
Rod Steiger, Joan Tewkesbury, Brian Tochi, Lily Tomlin, Robert Wagner,
Ray Walston, Bruce Willis, Marvin Young |
| 更にクレジットなしでカメオとして登場するのは、Althea Gibson, Ted Hartley, James McLindon, Derek Raser, Julia Roberts, Scott Shaw, Patrick Swayze。ジュリア・ロバーツに関しては、完全にノーギャラで引き受けたものらしいが、これらの出演者に妥当な出演料を見積もれば1億ドルは超えていたと云われる。正確な製作費用は公開されていないが、その実額は、劇場公開から僅か一ヶ月間の興行収益で元が取れた程度の金額だったと云う。 |
| 冒頭約8分間の長回しだが、そのリハーサルには終日、撮影は半日で終了している。撮影された15テイクのうち5テイクが現像され、その3番目のテイクを本編で使用、台本無しで行われたその全てが出演者のアドリブであり、他のシークエンスで登場するセレブ達にも台本は一切与えられていなかった。劇中での刑事映画に出演するスコット・グレンとリリー・トムリンのショットは、リハーサルでのカットがそのまま使用されたもの。また、ロビンズ演じるグリフィン・ミルのオフィスに施された内装インテリアは、「バートン・フィンク」で使用されたセット装飾をそのまま使用している。 |
| 白か黒の正装と云う条件での式典の際、シェールはヴィヴィッドな赤のドレスを着用しているが、普段着としては赤の着用はあり得ないと云う彼女なりの「特別」と云う表現だったと思われる。 |
| 割愛されたシーンの中には、ロビンズとギャラガーが昼食を会する場面があった。実はこの場面、フランコ・ネロ、ティム・カリー、マーサ・プリンプトン、リチャード・D.ザナック、リチャード・エドソンと云う面々がカメオとして一堂に顔を揃える場面だったと云う。 |
| ハッピーエンドなしの「リアリティー」を生命線とするアンチ・ハリウッド路線のシナリオを売り込むトム(リチャード・E.グラント)が、試写での不評からイモなエンディングに書き換える事も「リアリティー」だと言い切る台詞や、公私両面で三行半を突き付けられるボニー(シンシア・スティーヴンソン)が迎える踏んだり蹴ったりの結末、そして、殺人者でありながら、第一子も間近の新妻が待つ自宅(ロバート・アルトマンが住んでいた邸宅)で大ハッピー・エンディングを迎えるグリフィン(ティム・ロビンズ)など、強烈なアイロニーが一気に噴出するクライマックスだが、その強烈な伏線として延々と描かれるグリフィンと脅迫者によって織り成されるモチーフは、大挙登場する豪華な面々がその素顔を惜しみなく晒している事で、創作劇とも思えぬ「リアリティー」が形成されていたと云った所。間違い殺人に及んでしまった男を影なき真犯人があざ笑うと云うサスペンス路線では在り来たりと云ったモチーフながらも、業界の内幕を描き出した究極のドキュメントのようにも見える情景から醸造される緊張感は、然るべくリアルな印象に終始するもので、これは、見事な発想の下で狙い通りに結実された効果だったと云える。 |
| 華やかな座に居座る為の仁義なき蹴落とし合いも必須の光景と云えるハリウッドだが、アルトマンによる自嘲的なモノローグと云ったプロットの作品ながらも、常日頃から極度の疑心暗鬼も余儀なくされる大スターたちにとっては、その陽の当たらぬ部分での実態を赤裸々に吐露出来ると云う、願ってましたと云わんばかりの機会だったようにも思える所。ただ、そのような意図についての賛同を得ると云った事は容易にも思えるが、実際にここまでの面子が顔を揃える映像作品として結実された事は、正に驚異的。後にも先にもあり得ぬシチュエーションが現実のものとなったあまりに意義の深い作品。冒頭での長回しの最中、25年後を舞台にしたと云う「卒業」の続編プロットを熱く語るバック・ヘンリーには大いに笑える。 |
|
|
|
製作スタッフ
Staff |
関連作品 (抜粋)
Related Works "excerpts" |
監督
Directed by |
ロバート・アルトマン
Robert Altman |
フール・フォア・ラブ Fool for Love
ゴッホ Vincent & Theo
ショート・カッツ Short Cuts
プレタポルテ Prêt-à-Porter |
製作
Produced by |
マイケル・トルキン
Michael Tolkin |
* 原作と脚本も兼任 |
デイヴィッド・ブラウン
David Brown |
コクーン Cocoon
ア・フュー・グッドメン A Few Good Men |
ニック・ウェシュラー
Nick Wechsler |
セックスと嘘とビデオテープ Sex, Lies, and Videotape
ドラッグストア・カウボーイ Drugstore Cowboy |
製作総指揮
Executive Producers |
ケイリー・ブロコウ
Cary Brokaw |
幸福の選択 The Object of Beauty
アメリカン・ハート American Heart |
原作と脚本
Novel & Screenplay |
マイケル・トルキン
Michael Tolkin |
ディープ・インパクト Deep Impact
チェンジング・レーン Changing Lanes |
撮影
Cinematography by |
ジャン・ルピーヌ
Jean Lépine |
ゴッホ Vincent & Theo
ボブ・ロバーツ Bob Roberts |
編集
Edited by |
ジェラルディン・ペローニ
Geraldine Peroni |
ゴッホ Vincent & Theo
ジョニー・スエード Johnny Suede |
メイジー・ホイ
Maysie Hoy |
ジョイ・ラック・クラブ The Joy Luck Club
スモーク Smoke |
美術
Production Design by |
スティーブン・アルトマン
Stephen Altman |
フール・フォア・ラブ Fool for Love
ニア・ダーク 月夜の出来事 Near Dark |
衣装デザイン
Costume Design |
アレクサンダー・ジュリアン
Alexander Julian |
Call It Fiction |
音楽
Music by |
トーマス・ニューマン
Thomas Newman |
幸せの向う側 Deceived
セント・オブ・ウーマン 夢の香り Scent of a Woman |
|
キャスト
Cast |
配役
Plays |
関連作品 (抜粋)
Related Works "excerpts" |
ティム・ロビンス
Tim Robbins
|
Griffin Mill |
ジェイコブス・ラダー Jacob's Ladder
ボブ・ロバーツ Bob Roberts |
グレタ・スカッキ
Greta Scacchi
|
June Gudmundsdottir |
推定無罪 Presumed Innocent
プラスティック・ナイトメア 仮面の情事 Shattered |
フレッド・ウォード
Fred Ward
|
Walter Stuckel |
堕ちた恋人たちへ Equinox
ボブ・ロバーツ Bob Roberts |
ウーピー・ゴールドバーグ
Whoopi Goldberg
|
Detective
Susan Avery |
ゴースト ニューヨークの幻 Ghost
天使にラブ・ソングを Sister Act |
ピーター・ギャラガー
Peter Gallagher
|
Larry Levy |
レイト・フォー・ディナー Late for Dinner
ボブ・ロバーツ Bob Roberts |
ブライオン・ジェームズ
Brion James
|
Joel Levison |
48時間PART2 帰って来たふたり Another 48 Hrs.
ネメシス Nemesis |
シンシア・スティーヴンソン
Cynthia Stevenson
|
Bonnie Sherow |
ホーム・フォー・ザ・ホリデイ Home for the Holidays
彼と彼女の第2章 Forget Paris |
ヴィンセント・ドノフリオ
Vincent D'Onofrio
|
David Kahane |
ネイキッド・タンゴ Naked Tango
JFK JFK |
ディーン・ストックウェル
Dean Stockwell
|
Andy Civella |
友よ、風に抱かれて Gardens of Stone
タッカー Tucker: The Man and His Dream |
リチャード・E.グラント
Richard E. Grant
|
Tom Oakley |
ハドソン・ホーク Hudson Hawk
ドラキュラ Dracula |
シドニー・ポラック
Sydney Pollack
|
Dick Mellon |
トッツィー Tootsie
夫たち、妻たち Husbands and Wives |
ライル・ラヴェット
Lyle Lovett
|
Detective DeLongpre |
ショート・カッツ Short Cuts
プレタポルテ Prêt-à-Porter |
ダイナ・メリル
Dina Merrill
|
Celia |
ウエディング A Wedding
トゥルー・カラーズ True Colors |
ジェレミー・ピヴェン
Jeremy Piven
|
Steve Reeves |
セイ・エニシング Say Anything...
ぼくの美しい人だから White Palace |
ジーナ・ガーション
Gina Gershon
|
Whitney Gersh |
カクテル Cocktail
アウト・フォー・ジャスティス Out for Justice |
|
|
|
|