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Let's Spend the Night Together
ザ・ローリングストーンズ (1982) USA 91min.
Various Note メモ
81年の"U.S. Tour" Leg(MA Sep.14-VA Dec.19)から11月5&6日のNJ公演(屋内)と12月13日のアリゾナ公演(野外)を収録。バックステージのショットや各種フッテージも挿入されるが、基本的にはライヴ一色の怒涛の一遍。ツアー時のセットリストもほぼ網羅されている。メンツは、ジャガー/リチャーズ/ウッド/ワイマン/ワッツに加え、鍵盤にイアン・スチュワートとイアン・マクレガンの2人、木管にアーニー・ワッツとボビー・キーズ。ミキシングはお馴染みのボブ・クリアマウンテン。演出と云うより映像の監修は「さらば冬のかもめ」「シャンプー」「帰郷」「チャンス」のハル・アシュビー。カリスマがカリスマを捉えた稀少な映像。真っ当な評価を得て然るべき記録映像。
ツェッペリンやパープル(直後に再結成するけど)も過去の存在、70年代後半のパンクを経てニュー・ウェイヴ真っ只中の時代にあっても頑なスタイルを貫徹、"Tattoo You"も全米1位を記録していた当時の劇場長編だった訳だが、正直、ノリノリで劇場に出向いた訳でもなかった。途中で車はパンクするし。ところが仰天。パフォーマンスなど二の次。カリスマのステージングとは正にこの事。2拍目トップのスネアでハットを外すワッツのタイコもいつも通りだったが、そんな事などどーでも良い話。スローでのセミオープンじゃあるまいし、アップテンポで2拍目トップを外すのも実は何気に合理的。そもそもがR&Bにセオリーなどは不必要。終始アピールしまくるミックとキースのスタンドプレーを垢抜け過ぎのド迫力映像で観れただけで大満足だった。
云うまでもなく"Still Life"も即座に購入。そもそもがズージャやプログレに傾倒していた時分、特別な存在でも何でもなかったストーンズだが、この時ばかりは違っていた。ただ、ダイジェスト収録だった"Still Life"を安いステレオで鳴らしても映像の興奮は全く再現出来なかったが、それだけにステージをまんまの形で再現するこの映像が凄かったのかなと。と云うより、ここでの臨場感は至近距離での生のステージなどとも全くの別モノ。ジョイントギグなどでの手前出演バンドのステージを、フロントバランスのミックスアウトをもらいながら下手で眺めているような気分だった。R&RやR&Bはもとより当代のヒット曲中心のステージ構成は、均されているような印象も否めなかったが、バランスは微小ながらも鳴らしまくりのイアン・スチュワートには鳥肌が立ったほど。と云うより、マラソン感覚のようなプレイには只々仰天させられた。
メチャクチャ面白かったのはステージ衣装。決まっていたのもキースだけ。アリゾナでワイマンが着ていたのはジャージだろう。C&Wチックなロニーも何気にダサい。ジョッキーパンツも絵になるミックには絶句させられたりもしたが、よくよく考えてみれば、ストーンズがプレイする小屋は何処もかしこもがデカいキャパだったと云う事。この81年のツアーもそんな大巡業だった訳だが、一つのコンセプトで衣装が統一されたりでもすれば、遠目に眺めるオーディエンスには大迷惑だったはず。思い思いの勝手な衣装も満を持してと云った所。
公開当時の思い入れからDVDを購入。音も絵も最高だった。今更どうこう言っても始まらないミキシングにも不満は皆無。さまざまなステージのカットが乱舞する終盤も何度もリピート。疾走するJJFやサティスファクションは何度聴いても微妙な印象だが、絶妙な編集と質感のある映像では何でもありと云った所。心地良いJJFを聴きたければLPやCDを聴けば良い訳だし。全然関係ないけど、90年の来日で演ったルビー・チューズデーは最高だった。
演奏会場 Locations
Meadowlands Sports Complex, Brendan Byrne Arena, New Jersey / November 5-7, 1981
The Sun Devil Stadium, Tempe, Arizona / December 13, 1981
セットリスト Song Titles
No. Title/邦題/作曲者/収録アルバム (赤字タイトルはアリゾナ青字タイトルはNJ
memo

00. Take The A Train (Opening)/A列車で行こう/Strayhorn/
エリントン楽団のプレイが著名なBBのスタンダード。
01. Under My Thumb/アンダー・マイ・サム/Jagger-Richards/Aftermath, 1966
"Got Live If You Want It!"のトップナンバーとしても御馴染み。アングラ系にも人気の曲。
02. Let's Spend The Night Together/夜をぶっとばせ/Jagger-Richards/Between The Buttons, 1967
03. Shattered/シャッタード/Jagger-Richards/Some Girls, 1978
04. Neighbours/ネイバーズ/Jagger-Richards/Tattoo You, 1981

アーニー・ワッツのテナー・ソロ。
05. Black Limousine/黒いリムジン/Jagger-Richards-Wood/Tattoo You, 1981
もたついたシャフルなんだけど何故か良い。
06. Just My Imagination (Running Away With Me)/ジャスト・マイ・イマジネーション/Whitfield-Strong/Some Girls, 1978
ミック+Guitar。
07. Twenty Flight Rock/トゥンティ・フライト・ロック/Fairchild-Cochran/
コクランのカヴァー。
08. Let Me Go/レット・ミー・ゴー/Jagger-Richards/Emotional Rescue, 1980
ミック、大胆にも客席へ。
09. Time is on My Side/タイム・イズ・オン・マイ・サイド/Ragovoy/12X5, 1964
ヴィヴィッドなフッテージの挿入あり。
10. Beast of Burden/ビースト・オブ・バーデン/Jagger-Richards/Some Girls, 1978
オブリ的なアーニー・ワッツのテナー・ソロ。
11. Waiting on a Friend/友を待つ/Jagger-Richards/Tattoo You, 1981
オブリ的なアーニー・ワッツのテナー・ソロ。ミック+Guitar。
12. Going To a Go-Go/ゴーイング・トゥ・ア・ゴーゴー/Robinson-Tarplin-Rogers-Moore/
モータウンのカヴァー。ロングで捉えた仕込みの早送り映像。NJ篇の一発目。エレクトリックグランド2台だった鍵盤も1台は白のグランドにチェンジ。
13. You Can't Always Get What You Want/無情の世界/Jagger-Richards/Let It Bleed, 1969
ロニーがアーニー・ワッツへソロを引き渡す一瞬がナイスな一曲。
14. Little T&A/リトルT&A/Jagger-Richards/Tattoo You, 1981
バンドイントロに続くナンバー。ミックとキースの紹介はなし。と云うか、キースの独壇場なんだけど。
15. Tumbling Dice/ダイスをころがせ/Jagger-Richards/Exile On Main St., 1972
16. She's So Cold/氷のように/Jagger-Richards/Emotional Rescue, 1980

BSショットの挿入。ミックの達人技的な背負い投ショットあり(被害者はロニー)。
17. All Down The Line/オール・ダウン・ザ・ライン/Jagger-Richards/Exile On Main St., 1972
スチュワートがゴキゲンなブロックワークを披露。でも、レベル小さし。マクレガン→out。
18. Hang Fire/ハング・ファイアー/Jagger-Richards/Tattoo You, 1981
マクレガン→in。ミックが上半身モンティ状態に。
19. Miss You/ミス・ユー/Jagger-Richards/Some Girls, 1978
スチュワート→out。ミック+Guitar。オブリ的なアーニー・ワッツのテナー・ソロ。
20. Let It Bleed/レット・イット・ブリード/Jagger-Richards/Let It Bleed, 1969
ミック+Guitar。
21. Start Me Up/スタート・ミー・アップ/Jagger-Richards/Tattoo You, 1981
22. Honky Tonk Women/ホンキー・トンク・ウィメン/Jagger-Richards/Get Yer Ya-Ya's Out, 1970

ホンキートンクな女性が大挙登場。ジェリー・ホールの姿も確認出来る。
23. Brown Sugar/ブラウン・シュガー/Jagger-Richards/Sticky Fingers, 1971
ボビー・キーズのテナー・ソロ。
24. Jumpin' Jack Flash/ジャンピン・ジャック・フラッシュ/Jagger-Richards/Get Yer Ya-Ya's Out, 1970
とにかく速い。ワッツの2拍目頭抜きハットが冴える。
25. Satisfaction/サティスファクション/Jagger-Richards/Out Of Our Heads, 1965
こちらも速い。序盤の映像はNJだが、音声トラックは全編アリゾナ。
26. The Star Spangled Banner/星条旗よ永遠なれ/J.P.Sousa arranged by Jimi Hendrix
云うまでもなく、ウッドストックでのジミヘンのプレイ。
補足 etc
"When The Whip Comes Down"は未収録。00,07,12,26はカヴァー曲の収録アルバムなし。
9月14日ウースターでは"Sympathy For The Devil"、9月25日のフィラデルフィアでは"Street Fighting Man"などもプレイ。



製作スタッフ
Staff
関連作品 (抜粋)
Related Works "excerpts"
監督
Directed by
ハル・アシュビー
Hal Ashby
シンシナティ・キッド The Cincinnati Kid (編集)
アメリカ上陸作戦 (編集)
 The Russians Are Coming the Russians Are Coming
夜の大捜査線 In the Heat of the Night (編集)
華麗なる賭け The Thomas Crown Affair (編集)
真夜中の青春 The Landlord
ハロルドとモード 少年は虹を渡る Harold and Maude
さらば冬のかもめ The Last Detail
シャンプー Shampo
ウディ・ガスリー わが心のふるさと Bound for Glory
帰郷 Coming Home
チャンス Being There
大狂乱(未) Lookin' to Get Out
スラッガーズ・ワイフ(未) The Slugger's Wife
800万の死にざま 8 Million Ways to Die
製作
Produced by
ロナルド・L.シュワリー
Ronald L. Schwary
普通の人々 Ordinary People
スクープ・悪意の不在 Absence of Malice
ソルジャー・ストーリー A Soldier's Story
ニューヨーク東8番街の奇跡 *batteries not included
ハバナ Havana
セント・オブ・ウーマン 夢の香り Scent of a Woman
サブリナ Sabrina
ジョー・ブラックをよろしく Meet Joe Black
撮影
Cinematography by
キャレブ・デシャネル
Caleb Deschanel
ワイルド・ブラック 少年の黒い馬 The Black Stallion
チャンス Being There
ライトスタッフ The Right Stuff
ナチュラル The Natural
グース Fly Away Home
アンナと王様 Anna and the King
メッセージ・イン・ア・ボトル Message in a Bottle
パトリオット The Patriot
タイムライン Timeline
ハンテッド The Hunted
ナショナル・トレジャー National Treasure
ジェラルド・フェイル
Gerald Feil
血ぬられた花嫁(未) He Knows You're Alone
13日の金曜日PART3 Friday the 13th Part III
サイレント・キラー 白い狂気(未) Silent Madness
爆走戦士ストライカー(未) Savage Dawn
編集
Edited by
リサ・デイ
Lisa Day
ストップ・メイキング・センス Stop Making Sense
ローリー・アンダーソン 0&1
 Home of the Brave: A Film by Laurie Anderson
チャック・ベリー ヘイル・ヘイル・ロックンロール
 Chuck Berry Hail! Hail! Rock 'n' Roll
エディ・マーフィー ロウ Eddie Murphy Raw
グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー
 Great Balls of Fire!
ホワイトファング White Fang
カーテンコール ただいま舞台は戦闘状態(未)
 Noises Off...
挿入曲
Various Music
* 上記参照
キャスト
Cast
配役
Plays
関連作品 (抜粋)
Related Works "excerpts"
ミック・ジャガー
Mick Jagger
Himself
Lead Vocals
Guitar
ワン・プラス・ワン Sympathy for the Devil
パフォーマンス Performance
ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター
 Gimme Shelter
太陽の果てに青春を Ned Kelly
JIMI HENDRIX ジミ・ヘンドリックス Jimi Hendrix
モンティ・パイソンのザ・ラットルズ
 The Rutles: All You Need Is Cash (tv)
ランニン・アウト・オブ・ラック(未) Running Out of Luck
フリージャック Freejack
ベント 堕ちた饗宴 Bent
キンスキー、我が最愛の敵 Mein liebster Feind - Klaus Kinski
エゴイスト(未) The Man from Elysian Fields
エニグマ Enigma
アンディ・ウォーホル コンプリート・ピクチャーズ
 Andy Warhol: The Complete Picture (tv)
メイヤー・オブ・サンセット・ストリップ(未)
 Mayor of the Sunset Strip
キース・リチャーズ
Keith Richards
Himself
Guitars
Bg.Vocals
ワン・プラス・ワン Sympathy for the Devil
ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター
 Gimme Shelter
キッズ・アー・オールライト(未) The Kids Are Alright
チャック・ベリー ヘイル・ヘイル・ロックンロール
 Chuck Berry Hail! Hail! Rock 'n' Roll
パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド
 Pirates of the Caribbean: At Worlds End
チャーリー・ワッツ
Charlie Watts
Himself
Drums
ワン・プラス・ワン Sympathy for the Devil
ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター
 Gimme Shelter
ブルー・アイス Blue Ice (musician: drums)
ビル・ワイマン
Bill Wyman
Himself
Bass
ワン・プラス・ワン Sympathy for the Devil
ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター
 Gimme Shelter
フェノミナ Phenomena (挿入曲)
オペラ座 血の喝采 Opera (挿入曲)
金持ちを喰いちぎれ Eat the Rich
ロン・ウッド
Ron Wood
Himself
Guitars
Bg.Vocals
Tommy トミー Tommy
ラスト・ワルツ The Last Waltz
モンティ・パイソンのザ・ラットルズ
 The Rutles: All You Need Is Cash (tv)
ワイルド・ライフ(未) The Wild Life
ドロドロ・モンスター!! 放射線レポーターの復讐劇(未)
 Revenge of the Radioactive Reporter
イアン・スチュワート
Ian Stewart
Himself
Piano
* 85年12月15日心臓発作で他界
ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター
 Gimme Shelter
ローカル・ヒーロー 夢に生きた男 Local Hero
イアン・マクレガン
Ian McLagan
Himself
Keyboards
Bg.Vocals
* 元「スモール・フェイセズ」
TONITE! LET'S ALL MAKE LOVE IN LONDON
 Tonite Let's All Make Love in London
アーニー・ワッツ
Ernie Watts
Himself
Saxophone
Inst.
* スタジオでも活躍するサックス奏者
* GPSの活動でも著名
グリース Grease (musician: saxophone)
ダン・アイクロイドのDr.デトロイトを探せ!(未)
 Doctor Detroit (musician: tenor sax)
眠れぬ夜のために Into the Night (musician: tenor sax)
カラーパープル The Color Purple (musician: clarinet)
サラーム・ボンベイ! Salaam Bombay! (musician: horns)
恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
 The Fabulous Baker Boys (musician: saxophone)
マッド・ドッグス Mad Dog Time (musician: DNA Jazz)
12人の怒れる男 評決の行方
 12 Angry Men (musician: saxophone) (tv)
真夜中のサバナ
 Midnight in the Garden of Good and Evil (musician: tenor sax)
ボビー・キーズ
Bobby Keys
Himself
Saxophone
* レノンとのセッションなどでも知られるサックス奏者
* ストーンズとの関わりも長い(70年代初頭から)
ウィズ・ジョー・コッカー Mad Dogs & Englishmen
チャック・ベリー ヘイル・ヘイル・ロックンロール
 Chuck Berry Hail! Hail! Rock 'n' Roll
ジェリー・ホール
Jerry Hall
(uncredited)
Herself
Dancer
* ノークレジット
アーバン・カウボーイ  Urban Cowboy
ランニン・アウト・オブ・ラック(未) Running Out of Luck
バットマン Batman
フリージャック Freejack
プリンセス・カラブー(未) Princess Caraboo
ヴァンパイア・イン・ブルックリン Vampire in Brooklyn
ブロンドXX(未) Savage Hearts
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