|
| 限りなく透明に近いブルー |
| Almost Transparent Blue (1979) Japan 103min. |
|
|
| Introduction 序盤アウトライン: |
| 夏、米軍基地に接した町、東京・福生。19歳のリュウは、ノロノロと起き出した。部屋には昨晩のパーティーの面々が泥のように寝ているが、リュウは気にせずアパートを出る。フラフラと街を歩くリュウは、飯場のバイト賃金を届けに来たヨシヤマに出会う。2人が油臭いスパゲッティを胃に押し込んでいる最中、ヨシヤマは他愛もない話を止め処もなく喋り続けていた。モノクロ写真のように無機質で乾いた日々を過ごすリュウだったが、リリーと過ごす時間だけは生きる事を実感していた。兵隊街でバーを営むヒロポン中毒のリリーは、数人の情夫を持つ30過ぎの子持ち女だったが、リュウにとっては唯一の心安らぐ存在だったーー |
| Various Note メモ: |
| 第75回芥川賞、1976年度第19回「群像」新人賞を受賞した原作著書を執筆した村上龍さんが自らメガホンを取った作品。数カ国で翻訳されている原作小説だが、英語圏では"Almost
Transparent Blue"と云う英訳タイトルで通用するようである。佐世保の高校を卒業後、本作の舞台でもある福生に居を移した村上さんだが、この作品については、事実と創作が均等に織り込まれていると云うコメントを残している。 |
| 無機質で乾いた人生だと気付きながらも、僅かながらの刹那的な歓びに依存する惰性的な日常から抜け出す事は意外にも難しい。そんな主人公を三田村邦彦さんが演じている作品だが、横溝正史原作の東宝シリーズ第4弾「病院坂の首縊りの家」を観に行った際に同時上映作品として鑑賞、その三田村さんの演技には衝撃を覚えたものである。背伸び盛りの17歳での鑑賞だったと云う事もあり、先に上映されたこの作品にどっぷり浸かってしまった為に、メインとなるはずだった金田一作品では注意力が散漫になってしまったと云う記憶がある。後の三田村さんは必殺シリーズでの「簪の秀」として大ブレーク、更には歌謡ヒットまでを飛ばすようになる訳だが、個人的には、三田村さんと云えばリュウのイメージのままである。中山麻理さんも鮮烈だった。 |
|
|
|
製作スタッフ
Staff |
関連作品 (抜粋)
Related Works "excerpts" |
原作/脚本/監督
Based on the novel,
Screenplay
& Directed by
|
村上 龍 |
* 劇場長編監督デビュー
トパーズ
オーディション
昭和歌謡大全集 |
製作
Produced by
|
多賀英典 |
蒼ざめた日曜日
放課後 |
| 伊地智啓 |
生贄の女たち
最も危険な遊戯 |
撮影
Cinematography by |
赤川修也 |
オン・ザ・ロード |
編集
Edited by |
山地早智子 |
化石の森
はなれ瞽女おりん |
美術
Production Design by |
和田 洋 |
私をスキーに連れてって |
音楽
Music by |
星 勝 |
放課後
太陽を盗んだ男 |
|
キャスト
Cast |
配役
Plays |
関連作品 (抜粋)
Related Works "excerpts" |
三田村邦彦
|
リュウ |
* 銀幕デビュー
Wの悲劇
必殺!
序の舞 |
中山麻里
|
リリー |
華麗なる一族
憧憬 |
平田 満
|
ヨシヤマ |
蒲田行進曲
居酒屋兆治 |
若狭奎子
|
ケイ |
|
伊川東吾
|
オキナワ |
トウキョウ アンダーグラウンド |
都倉成美
|
レイ子 |
|
高瀬ゆり
|
モコ |
|
正木五郎
|
カズオ |
|
佐久間宏則
|
ケン |
姿三四郎
八甲田山 |
中村晃子
|
マリ |
進め!ジャガーズ敵前上陸
ハナ肇の一発大冒険 |
小松方正
|
警官 |
博徒解散式
仁義なき戦い 広島死闘篇 |
桜井センリ
|
警官 |
ニッポン無責任野郎
香港クレージー作戦 |
|
|